この３人の組み合わせなら、るり＝社長、菜由＝現場指揮、弟クン＝事務と雑用というのが似合ってるよな、なんてことを考えたことから妄想スタート。最初はお笑い中心のコメディっぽいノリのはずだったんだけど、次第にラブラブなシーンが入ったり弟クンが自分の生き方に頭をめぐらせたり、ずいぶん小っ恥ずかしい内容になってしまった。
るり姉や菜由はキャラとしてかなりできあがってるので、状況さえ用意すればその場の行動やセリフを考えるのはかなり楽だった。いわゆる「キャラが勝手に動いてくれる」というやつだな。
そのせいで周囲の状況描写のような苦手な部分はほったらかし。絵で言えば背景がほとんど白いままの状態で、あまりいいことではない。
他に気になる点はいくらでもあるけど、特に後半の展開は強引だよなあ。これ以上長くなると自分の能力を超えてしまうのは見えていたので、強引にその場でまとめに入ったからなぁ。
実は５章が最初に思いついたエピソードで、この話の前後に導入部とまとめをいれるだけのはずだった。
導入として考えたのが２章で、まさかこんなラブラブな話になってしまうとは……
会社を立ち上げるまでるり姉は何をしていたのか？が気になったので作った話が３章。そのままだといかにも説明だけで終わってしまうので、オチをつけるために弟クンとじゃれさせてみた。
４章のオチで弥子を登場させたのが個人的にはお気に入りのシーン。でもここも「会社を作る」という不可欠なシーンに無理矢理オチをつけただけ。
その後はまとめに入るだけだったはずが、ボリュームが膨らんでしまった……特に７、８章は本来ひとつになっているべき話だよな。
で、５章からディナーまでの２年半の間の説明と、ディナーへ行くことについての説明を書こうとしたら状況描写としてドレスの話を入れたくなって６章ができてしまった。
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