Diary 2003-12

12月 14 | 18 | 28 | 31

2003-12-31 検索キーワード

アクセスログによると、最近検索エンジンからここにたどり着く人が増えてきた。まあ1日平均十数人、多い日でも30人までいったことはないんだけど。
まあそんなわけで、主な検索単語の統計を取ってみる。

TrueLoveStory(TLSS)13
るり姉6
向井弥子5
神谷菜由2
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星野伸之19
遅球11
村田兆冶5
スローカーブ4
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どんまい学園10
アルビレオ2

メインのはずの菜由様が(ここでは)脇役にしか使っていない弥子に負けてる…
日記のネタフリでちょっと名前を出しただけの村田兆冶で来た人もけっこう…
勘違いして来てしまった人には申し訳ない。あと、イラストとかはまったく描けないので置きません。置けません。
TLSのイラストが欲しい人はどんまい学園さんの方へどうぞ。

個人的な趣味を反映させようと思ったら、竹本泉やSF関係のネタも考えないとな。

2003-12-28 アバレンジャーでディックネタ

タイトルが『サラリーマンはアバレ仕掛けの夢を見るか?』
もちろんこれはフィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』から。
内容の方は『アンドロイド〜』ではなく、映画『トータル・リコール』(監督:ジェームス・キャメロン、主演:アーノルド・シュワルツェネッガー)の元ネタにもなった『記憶売ります』だった
どちらも有名な作品だからディックつながりということに気がついた人は多いとは思うけど、アバレンジャーでこんなSFネタをやるとはね。

『ギャラクシーエンジェルSP』テレビ東京放映ではオープニングが違っていたらしい。
2ちゃんねるに書かれていた内容によると

(前略)
時間も空間もない無から、トンネル効果によって私達の世界、この宇宙は生まれました。
そして急激な膨張、インフレーションを起こし、物質やエネルギーが生じ、
それが終了すると、火の玉宇宙、ビックバンとなり、緩やかな膨張を続けていきます。

まじめに宇宙論による宇宙創生シナリオの説明してる…しかもネタとして。
はたしてテレビせとうち版はどういうオープニングになるのか?

2003-12-18 GA.ch (PeerCast)

PeerCastというインターネットストリーミングネットワークがある。
非営利で誰でもストリーミング放送(インターネットラジオといったほうがわかりやすい?)を簡単に始められるすぐれもの。
インストールも非常に簡単で、ファイヤーウォールなどでポートをブロックしていなければ特に設定は必要ない。WinAMPがあるとさらに使いやすくなる。自分が放送を行なう場合は多少設定が必要だけど。
これ以上の詳しい説明はリンク先を見たほうがわかりやすいので省略。

実際に配信されている内容はイエローページにリストアップされているけど、日本のものがかなり多い。
ラジオ放送をそのまま流していたり、著作権的に微妙なものばかりだけど。

で、この中に「GA.ch」というチャンネルがある。その名の通りギャラクシーエンジェル関係の曲ばかりリピートで流している。
GAのCDは非常にたくさんあってDVDだけでかなりの金額を消費しているので、買わないことにしていたこちらとしては非常にありがたい。気に入った曲もいくつかあったし。
その中で面白かったのが、「日めくりCD」の中から「今日の分」が流されること。なんとなくニヤリ。とても短い上に曲数が多くて1ループが長いので聴き逃しやすいけど。

それはともかく、「フォルテ降板」とかのデマを流すのはどうにかしてほしい。
詳しくは藤田まり子氏の個人サイト掲示板
http://friends-web.no-ip.com/angellip/cgi-bin/ptnbbs/ptnbbs.cgi
↑の「4期はうれしいけど」を参照。

2003-12-14 星野伸之

鷽スポーツ新聞さんより「村田兆冶、54歳で球速140km/h」の記事。凄すぎ。
この話題で頭に浮かんだのが20代の頃でも140km/hにはとても届かなかった名投手、星野伸之。

全力のストレートでも120km/h台後半。しかし80km/h台のスローカーブとフォークを武器に11年連続10勝以上、通算176勝、2041奪三振、最高勝率のタイトル2回。
「一度でいいからやってみたいこと」を聞かれて「球速表示で140km/hを出したい」と答えている。プロのピッチャーなのに星野にとっては140km/h台は夢の世界だ(笑)
本気で投げたカーブがすっぽぬけてキャッチャーの中嶋に素手でキャッチされた話はわりと有名。

その中嶋はオールスターのスピードガンコンテストでイチローと並んで147km/hを記録したことがある。
日本一の強肩捕手と日本を代表する遅球投手の組み合わせだったわけだ。
ちなみにそのスピードガンコンテストの次の試合(オールスター)でイチローは長谷川に声をかけられている。

長谷川「お前、145出したんだって?」
イチロー「147ですよ」
長谷川「うるさい、ピッチングはスピードだけではないということがわかっていないようだな(怒)」

テレビカメラの前だし、長谷川も本気で怒っているわけじゃない。ちょっと面白かった。
長谷川も星野ほどではないけど球の遅いピッチャーだが、今ではメジャーのセットアッパーだ。「ピッチングはスピードだけではない」を自ら証明している。

閑話休題。
星野の武器は時には80km/hを切るスローカーブ。ストレートとの速度差は50km/h近くになる。
このカーブが大きく曲がって非常に打ちにくいらしく、そのためにあの遅いストレートで三振に取ることができた。
そのかわりカーブのコントロールが決まらないと面白いように打たれてたけど、
ブライアントや清原が120km/h台の球を振り送れて空振りしてたんですよ。
横浜のローズは星野を「日本で一番速い球を投げる」とまで言っている。

星野は高卒でプロ入り。あの遅い球と細い体の選手を高卒で取るのはどうかという気はするが、それだけカーブが完成されていたということだろう。
スワローズの古田と同学年だが、古田が野村監督に使われて名前が知られだした頃には左のエースとしてチームに欠かせない存在だったので、同学年と知ったときには意外に思った。
ともかくタイトルこそ少ないが残した数字は間違いなく一流投手と言える。異色の投手として後世に名を残すにふさわしい、というか残さなきゃいかんよ。タイガース時代しか知らない人には何が凄いのか伝わりにくいだろうけど。
ちなみに奥さんは元ミス・ユニバース日本代表。

参考・おすすめリンク

最後にぜんぜん関係のない話題だけど、冲方丁さんマルドゥック・スクランブルの日本SF大賞受賞おめでとうございます。
サイン本大切にします。たぶん。