Diary 2004-01

1月 01 | 02 | 14 | 29

2004-01-29 シービスケット

映画『シービスケット』を観た。かなり面白かった。
ストーリー的にはいわゆる「感動ドラマ」だけど、実話を元にした話。こんなおもしろい馬がいたとは知らなかった。
この話ではライバル役のウォーアドミラルは種牡馬としても有名なので名前くらいは知ってたけど。(たぶんダビスタから)

特に気に入ったのは「最強馬」ウォーアドミラルとのレースを実現するために、えげつない挑発を繰り返すとこ。
いくらシービスケットが勝ちまくってもそれは西部のド田舎での話。「本場」である東部の最強馬、ウォーアドミラル陣営からは相手にもされない。当時の東部と西部はそれくらいの格差があった。
同じ土俵に上がることさえ許されないシービスケット陣営は「こんな小さな馬を怖がってるのか?勝てると思ってるなら勝負しろ!」と、プロレスラーのようなタンカを切る。
これ以上はネタばれになるので書かないけど、オススメですよ。

もうひとつの見どころはカメラアングル。
ほぼ全力で走る馬をかなり近い位置からカメラが追いかける。車で併走しながら撮影してるだけなんだけど、普通ならこれだけで馬がおびえてしまう。
馬を車に慣れさせ、車やカメラの操作も馬を驚かせないようにかなり神経を使ったらしい。
さらにその馬に乗る騎手は主役の一人を除いてすべてプロのジョッキー。
レースシーンも本当の競馬場を使って撮影。当時本物のシービスケットが走った競馬場。
そのせいでゲートなどが明らかに現代のものだったりするけど、まあご愛嬌。

競馬はあまり知らなくても楽しめるはず。観れ。

2004-01-14 親指シフトキーボード

12日にコミックトレジャー3に行ってきた。
こういう同人誌即売会のようなイベントに行ったのは初めて。

目的は『動画な傑作機』のみ。TVアニメ『ストラトス・フォー』のヒコーキについていろいろ書いた本。
TSR.2の資料やら、ミッションプロファイルやら、ストラトス0の非常に少なかった登場シーンを元に推測したデータなど、とっても内容濃くて面白かった。

わざわざインテックス大阪にまで行ってそのまま帰るのはもったいないので他を物色していたら、親指シフトキーボードを発見。
市販の109キーボードのキートップに親指シフト配列のシールを貼っただけの物に『親指ひゅんQ』用の設定ファイルつき。
富士通などから出ている親指シフト専用のキーボードは1万円以上するし、『親指ひゅんQ』などを使えば普通のキーボードで親指シフト入力できるのは知っていたけど、キートップと一致しない文字を打ち込むなんてほとんど無理。
そりゃキートップにシールを貼るくらいは誰でも思いつくけど、手間を考えるとそこまでやってられない。
だから3,500円で親指シフトを試せるというのはかなり魅力的だった。 ノートPCで使うことも考えてUSBキーボードの方を購入。

実は小学生のときに一度だけ親指シフトキーボードをいじったことがある。
実家が電器屋なので、展示会に連れて行ってもらったときに富士通のブースに置いてあった。
何の説明も受けなかったけど、適当にキーを叩いているうちに使い方を理解して、簡単な自己紹介文を書いたらプリントアウトしてくれた。
PC-8001とかでカタカナ入力はしたことがあったけど、かな漢字変換システムをいじったのはこれが初めてだった。
結局あのときはたぶん1時間以上一人で占有してしまったわけだけど、「小学生にも使えます!」といういい宣伝になったからかもしれない。(^^)
当時は一番安いOASYSでも50万円くらいはしていたはずで、小学生には貴重な体験だった。その展示会では松下の手書き入力システムなどもいじったけど、親指シフトが一番印象に残ってる。

で、気に入ったわりにはその後は親指シフトとの縁はなく、二十年以上経った今になって親指シフトに復帰しました。
まだ一部はキーを探しながら打ち込んでるけど、ローマ字で打ってる時の1.5倍くらいの時間で入力できてると思う。たぶん一ヶ月もしないうちにローマ字より速く打てるようになりそうだ。

ソフト面ではかな入力モードで<>^などを入力できないといった問題もあるけど、これは一時的にローマ字入力に切り替えればいいので大した問題ではない。
せっかく"「」"と"[]"や",."と"、。"を区別して入力できるのに、MS-IME2000の仕様のせいで同一視されてしまうのはちょっと残念。
記号に使うキーの配置が、IMEがONのときとOFFのときでまるで違うのはしかたないか。

問題はハード。今までメインで使っていたのがTERA-DRIVEのIBM製キーボード。それと比べるとキータッチは数段落ちる。
いまどきのキーボードとしては並の水準だとは思うけど…
それ以上にイヤなのがWindowsキー。もう大嫌い。
窓キーのついているキーボードは絶対買わないことにしていたのに、親指シフトに心を動かされて買ってしまった。
ThinkPadを買った理由の一つに「窓キーがない」というのもあったので、これが生まれて初めて買った窓キーつきのキーボード。(笑)

まあトータルで考えると、親指シフトの練習用キーボードとして考えれば安上がりでよかったかな。これだけ長い文章も書けているし。
着〆口屋Jさん、ありがとうございます。
もしシールだけで販売してくれるなら、800円くらいまでだったら買います。今後こういうイベントに行くことがあるかどうかわからないけど。

それにしてもエロ同人誌売ってたりコスプレの人たちが歩き回る会場は、ほとんどが興味の対象外だけに精神的に疲れた。
てもまあ、その手の本も買ったけどね。TLS本一冊と『電車でD』。あとSF小説短編集。
竹本泉関係の本も見つけたけど、もう売り切れてた…激しく残念。
って、やっぱりマイナージャンルばっかりだよ。

2004-01-02 誕生

姪っ子誕生。もう数時間早ければ1月1日生まれだったのに。
妹は「それどころじゃなかった」と言っていた。そりゃそうだろうな。
とりあえず抱いてみた。猫と同じくらいの重さだ。
ちょうど実家に帰っているときに生まれて、なんかラッキー。

こんな大きなイベントがあると正月ということを忘れてしまいそうというか、ほとんど忘れてます。

2004-01-01 あけましておめでとう

実家でこれを書いてます。
去年はついにこの個人webサイトを設置したわけだが、思っていたよりは日記を書き続けることができた。
作ったところですぐに更新せずにほったらかしになりそうな気がしたので、長い間控えていたんだが。
きっかけになったのはここを見ればわかる通り、TLSSのSSを書いてしまったことと、デジカメ買って猫の写真撮りだしたこと。

実家で同じく帰省中の妹に会った。
身長148cmとTLS2の中里さんサイズの妹だが、おなかに子どもがいて腹が出ているせいで余計に背が縮んだように見える。(笑)
んで、31日から陣痛が始まり、今日の夕方になって「そんなにひどくはないけど、何度も病院に行くのはめんどうだから」と入院。あわただしい正月だな。
1月1日生まれの赤ちゃんとなるかは微妙だけど、ちょっと期待してしまう。

妹が入院したことを聞いて、隣の市に住んでいる弟夫婦も顔を出す。
大きくなった姪っ子(1歳)、笑うとすげーかわいい。

弟も妹もそろって子持ちになるってのに、長男は嫁さんどころか彼女もいないトゥルラーだよ…_| ̄|○
ついでに幼なじみの同級生(さすがに女の子という年齢ではない)も春に出産予定らしい。田舎だとこういう情報が勝手に入ってくるな。